・LPをお金をかけずに作りたいけど、やり方がわからない
・ITが苦手なので、本当に自分でできるか不安
・はじめて自分でLPを作る
・どのLP作成ツールを使ったらいいのか、わからない
LP(ランディングページ)が必要になった、まずは作ってみたいと思った時、制作するのには結構、お金がかかります。
フリーランスや小規模の会社にお願いするとしても、費用は10万円程度。
大手の企業にお願いしたら、30万円とか、ザラに必要になってきます。
たしかに魅力的なLPがあれば、もっと商品やサービスに興味を持ってくれる人が増えて、売上アップする可能性も拡がります。
だけど、ビジネス初期だと特に、なるべくお金をかけずにチャレンジしたいですよね。
そこで今回は、初心者がなるべく低予算で、自分でLPを作る方法についてお伝えします!
初心者がLPを制作する時のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
自分でLPを作れると、経費も抑えられるし、細かい修正もすぐにできるので、作れるようになると強いです♪
初心者がLP(ランディングページ)を制作する3つの方法

ではまずは、初心者がLPを作る3つの方法をお伝えします。
LP作成ツールで制作
LP作成ツールは、テキストと画像を挿入するだけで、誰でも簡単にLP(ランディングページ)が制作できるツールのことです。
以下のメリットがあります。
- 専門的な知識がない初心者でも、簡単にLP(ランディングページ)を制作できる
- 低コストで開設&運用できる
- 制作会社を介す必要がないので、情報の更新がすぐできる
LP作成ツールを利用することで、プログラミングやデザインの専門知識がなくても、お金や時間をかけることなく、簡単にLP(ランディングページ)を制作することができます。
月額無料〜数千円程度で利用できるものが多く、無料お試し期間のある作成ツールもあります。
ただし、無料だとドメインが変えられないなどのデメリットはあり、素人感が出てしまう場合もあります。
WordPressの固定ページで制作する
WordPressの固定ページを活用してLP(ランディングページ)を制作する方法です。
「テーマ」を設定すると、HTMLやCSSの知識があまりない初心者でも、比較的簡単にLPを作ることができます。
テーマには無料のもの、有料のものがあります。
WordPressを利用するには、サーバーや独自ドメインの取得などが必要になります。
そのため、LP作成ツールに比べると、少し手間がかかりますが、以下のメリットがあります。
- WordPress内でLP制作を完結できる
- SEO対策済み
- 簡単に修正できる
- コストがかからない
まだWordPressを開設していない人でも、最短10分で開設することが可能です。
開設方法は下記からご覧ください。

制作会社に依頼
制作会社に依頼すると、プロのライターやデザイナーが仕上げてくれるので、デザイン性の高いLPを作ることができます。
ですが、もちろん費用はそれなりにかかります。
フリーランスや小規模な会社でも10万〜30万円あたりが相場です。
ランサーズやココナラで3万円〜15万円でLP制作をしてくれる案件もありますが、テンプレートを利用したサービス提供になるケースが多いようです。
対応範囲やスキルも人それぞれなので、マッチングするまでにやりとりする時間もかかり、制作依頼してからの納期も数週間は必要になります。
そのため、初心者にはハードルが高いと言えます。
まずはLP作成ツールからスタートしよう!
LP(ランディングページ)を制作する3つの方法をお伝えしました。
では、ここからは実際にLPを制作するステップに入っていきましょう。
今回は一番簡単に作成できる、LP作成ツールを使った方法をお伝えしていきます。
おすすめのLP作成ツール3選

ペライチ

ペライチは2014年に日本で生まれたサービスです。
専門知識のない初心者でも、パーツをカーソルで動かしたりなど、感覚的で操作が分かりやすいのが特徴です。
PCだけでなく、スマホやタブレットの表示にも対応しています。
また、決済システムと連携することも可能です。
SEO対策もできますが、ペライチで作るWebサイトではタグ選択が不可能なので、SEO対策が脆弱になってしまいます。
無料で利用できるフリープランもありますが、制作できるページは1ページ、ペライチの広告が表示されるデメリットはあります。
決済システムと連携できるので、ネットショップやレッスンへの集客をしたい、オンラインサービスなどを開始したい場合になどにおすすめです。
JIMDO(ジンドュー)

UTAGE

ペライチやJimdo(ジンドュー)に比べると、選べるデザインは少なくなります。
また、後述しますが、月額も上記2つに比べると高くなります。
しかし、UTAGEのシステム上から公式LINEが配信できる、決済システムがある、コンテンツ配信ができるなど、すべてをUTAGEでできることを考慮すると、LPを作った後の仕組み構築が断然スムーズにできます。
LPを作る目的が売上を上げるためであれば、LP作成から決済、その後のコンテンツ提供までをカバーできるツールです。
3つの制作ツールの比較

ペライチ、Jimdo(ジンドュー)は無料でも使用できますが、広告が表示されるため、有料版を使用することをおすすめします。
費用面でみれば、ペライチ、Jimdo(ジンドュー)に比べ、UTAGEはたしかに高いですが、その分、ビジネスに使える機能もかなり増えます。
特に、講座運営をされている方には向いていると言えます。
今後のビジネス展開を考慮しながら、LP制作ツールを選んでみてください。
LPを作るときのポイント

ファーストビューを作り込む
ファーストビューとは、視聴者がWebサイトに訪れたときに、スクロールせずに表示される部分のことです。
視聴者はファーストビューを見ただけで、わずか数秒で自分に必要かどうかを判断し、必要ないと判断した場合はすぐに他のページに移ってしまいます。
そのため、LP全体を見てもらうためには、ファーストビューを作り込むことが非常に重要です。
ファーストビューのポイント
ターゲットが好むデザイン、色、画像を選ぶ
キャッチコピーの文字を大きめに見やすくする
コンセプトで誰に向けた、どんな内容かをわかりやすくする
実績、権威性、限定性などを入れる
ファーストビューで強い印象を与えることができれば、離脱率を大きく下げることができます。
CTAボタンのデザインや文言を工夫する
CTAとは、「Call To Action」の略で、「行動喚起」という意味です。
LPを見た人に、行動を促すため、ボタンやリンクを用意しておく必要があります。
たとえば、体験セミナーに申し込んでもらいたいのであれば、「いますぐ申し込む」「専門家に無料で相談する」などといったボタンを作ります。
CTAには、「30名限定」「先着20名まで」といった限定感を出す表現もクリック率を上げる効果があります。
ユーザーが使用するデバイスを考慮する
最近は、スマートフォンでLPを見る人も多いです。
多くの場合はLPをスマホで作るケースが多いと思いますが、スマホからみた時に文字が小さかったり、改行が変な箇所になっていないかなど、チェックが必要です。
ターゲットの年齢や属性によって、スマホから見るユーザーが多いか、パソコンから見るユーザーが多いのかも変わります。
どのデバイスから見る人が多いのかは、Googleサーチコンソールを使用するとわかります。
PCとスマートフォンでは見え方が大きく異なり、ファーストビューで見える範囲も変わるので、両方からの見え方をチェックするようにしてください。
LP作成に役立つまとめサイト

他のLPを見ると、キャッチコピーやデザインなど、参考になるヒントを得ることができます。

このサイトは、色やカテゴリーごとにLPを検索することができます。
自分のサービスと似たターゲットのLPを見ると、新しいアイデアが生まれることも多いので、ぜひ色々なLPを見てみてください。
まとめ|まずは費用を抑えてやってみよう

LPはお申し込みや商品購入につながる重要な要素です。
今回紹介したようなLP作成ツールを使えば、初心者でも簡単に作ることができますが、重要なのはユーザーの反応を得られるLPであるかどうかです。
なので、LPは一度作成して終わり、ではなく、リリースしてからもユーザーの反応を見ながら文字やキャッチコピーを修正していく必要があります。
そして、LPからお申し込みが入った後のシステム構築までしっかり考えておきましょう。